どうして転職をするのですか?

 かつて、企業の採用担当だった頃の経験談です。あくまで私の実感したことですが、おそらくさまざまな業種に共通する内容ではないかと思いますので紹介させていただきます。みなさんが、転職活動で面接まで進んだとします。

 

そこであなたは、自分の長所をしっかりアピールし、担当者の反応も上々です。さぁ自信満々で退席しようとしたその時、採用担当者が一言、質問をしました。「ところで○○さん、あなたはどうして転職するのですか?」さて、あなたはこの質問にサラリと答えることができるでしょうか。

 

 20代後半くらいまでの若い方に多いのですが、面接で自分の長所ばかりをアピールし、それで満足してしまうケースがあります。もちろん、履歴書や職務経歴書だけでは分からない、その人の長所を知るのが面接の目的です。

 

したがって、しっかり自己PRをしていただいて大いに結構なのです。しかし、私たち採用担当が知りたいことは、他にももっとあるのです。それが、「転職理由」です。なぜかと言うと、採用したところで、またすぐに転職されては困るからです。

 

待遇面なのか、仕事内容なのか、理由はなんであれ、転職理由をハッキリ答えない方には、何か後ろめたい理由があるのではないかと勘ぐってしまいます。例えば、人間関係を築くのが苦手なのかもしれません。例えば、本当はアピールしているほど仕事ができないのかもしれません。

 

嘘をつく必要はありませんが、面接に臨む前には、ぜひとも転職理由について自分の言葉で説明できるようにすることをお勧めします。